行末文字列追加ツールとは
行末文字列追加ツールは、テキストの各行の末尾に任意の文字列や連番を一括で追加するためのWebツールです。プログラマー、ライター、事務作業者など、テキスト編集を頻繁に行う方にとって、作業効率を大幅に向上させることができます。
このツールは完全にブラウザ内で動作し、入力したテキストがサーバーに送信されることはありません。プライバシーを気にすることなく、安心してご利用いただけます。
主な機能
カスタム文字列モード
任意の文字列を各行の末尾に追加します。例えば:
- セミコロン(
;)を追加してプログラミング言語の文末記号を付与 - カンマ(
,)を追加してCSV形式のデータを作成 - 句点(
。)を追加して文章を整形 - HTMLタグの終了記号(
</div>など)を追加
連番モード
各行の末尾に連続した番号を追加します。以下のオプションでカスタマイズ可能です:
- 開始番号: 任意の数値から連番を開始できます(0や100など)
- 区切り文字: 番号の前に付ける記号を自由に入力できます
_(アンダースコア):item_1,item_2,item_3...-(ハイフン):item-1,item-2,item-3...- 任意の文字列も使用可能
- 0パディング: 桁数を揃えるためにゼロ埋めを行います
- OFF:
file_1, file_2, ..., file_10, file_11 - ON:
file_01, file_02, ..., file_10, file_11
- OFF:
空白行スキップ
空白行(空行)にサフィックスを追加するかどうかを選択できます。データの区切りとして空行を保持したい場合に便利です。
末尾空白削除
各行の既存の末尾空白を削除してから文字列を追加するオプションです。不要なスペースやタブが残っているテキストを整形する際に役立ちます。
使い方
- テキストを入力エリアに貼り付けます
- 「カスタム文字列」または「連番」モードを選択します
- 必要に応じてオプションを設定します
- 結果が自動的に出力エリアに表示されます
- 「結果をコピー」ボタンでクリップボードにコピーします
活用例
プログラミングコードの整形
JavaScriptやCSSなど、各行の末尾にセミコロンが必要なプログラミング言語で、セミコロンを一括追加できます。
ファイル名の連番付与
複数のファイル名に連番を付けてリネームする際の準備として、元のファイル名リストに連番を追加できます。
CSVデータの作成
各行の末尾にカンマを追加することで、簡易的なCSVデータのカラムを作成できます。
SQLステートメントの生成
データリストの各行に'),('などの区切り文字を追加して、INSERT文のVALUES句を効率的に作成できます。
技術的な仕組み
このツールはJavaScriptを使用してブラウザ内で直接テキスト処理を行います。入力されたテキストを改行文字で分割し、各行に対してユーザーが指定したサフィックス(カスタム文字列または連番)を追加します。
0パディング機能では、処理対象の総行数を計算し、最大の番号の桁数に合わせてすべての番号をゼロ埋めします。これにより、001, 010, 100のように桁数が揃った見やすい連番が生成されます。